乱闘カラオケ。
昨日の夜から朝方まで会社の歓送迎会だった。

会社の近くのビルの44階なお店を予約。
・・・44階なのにそのビルのまわりはそこよりも高いビルに囲まれているせいで景色は全然良くなくてなんの為の44階かわからなかった。

ダラダラと呑んで時間が来てお開き。
その後、2次会なカラオケへ・・・。
とそこで事件が起こる。

最初に通された部屋はどう見ても6~7人位用の部屋で
13人の私達は押し込まれるようにして入っていた。
それを交渉、もうちょっと広めの部屋に移動させてもらった。

終電の時間も過ぎ、歌う人、半寝な人、外でしゃべっている人、
各々バラバラなことをしながら拍手だけは忘れずにまったりと過ごしていた。

そろそろお開きと空けられたドアに群がり出て行く。
・・・と
「上着がない・・・」と常務が言い出した。
皆で部屋中探したがどこにもない。

その後、マネージャーの分もないと気付き、これはおかしいと考え、
「さっきの部屋に置き忘れてきたかもしれない」というコトになって。

最初に入った部屋に行くとすでに次の客が入っていた。

「ここの部屋に上着を忘れていったんですがないですか?」
一人がその部屋を開け、聞いてみた。
するといかにも今っぽい感じの若い人たちが楽しそうに歌っていたのをジャマされて何事だ、と言わんばかりのリアクションをとった。

その人たちは不機嫌にそんなモノはない、と言う。

でも、ココしか考えられない、とこちらも負けじと言う。

だんだん、話が大きくなっていき店員も加わった。
大勢がカラオケの廊下を占領してしまい他の客にも迷惑をかけているコトに気付き
拉致があかない言い合いを聞いているのも微妙なので数人は外に出て待っていた。

結構な時間、外で待っていて。
上司がおごってくれた缶コーヒーを飲みながらしゃべっていた。

「・・・ところで、なかなか出て来んな」
 「そぉ~ですねぇ」
「自己管理できない人が悪いんですよ」
 「あんなん、絶対あの部屋にあるに決まってるだろ」
「どーせであの人達に取られてるよ、財布入ってたし」
 「警察に任せておけばいいんですよ、もう帰りましょう」
「そーだ、帰ろう」
 「あ・・・でもまだゴトーさんとか中にいるんですけど・・・」
「女の子は呼んできた方がいいな、行ってくる」

・・・。

「お帰り~。あれ、ゴトーさんは?」
 「なんか“私もムカツいてきた”とか言って動かなかった」
「もーほっときましょう、帰りますよ」
 「ほんとに何やってんだか。ちょっと見てくるよ」
「行っても無駄ですよぉ!!巻き込まれるだけだし、やめて下さい!!」

・・・止めたのも聞かず、また2人カラオケ屋の中に消えていった。



上着を着た常務が出て来た。

「常務!!上着、あったんですね!!?財布も無事ですか??」
 「・・・。帰るぞ~」

と、すごい勢いで人が吹っ飛んできた。

さっき、後から見てくると行って入っていった同僚が口から血を流しながら吠えていた。
それにかかっていく様に前の部屋の男が勢い良く出て来た。
それを必死で止める店員たち。
普段にこやかな人なだけに私達は呆然と見ていた。
遅れて出て来たマネージャーも頬から血を流しユラ~と立っていて笑いながら人をなぐっていて取っ組み合いになっていた。
メガネが飛んできて拾う。


これ以上やると警察を呼ばれる、とのことでまだにらみ合っている人達を
強引に引っ剥がしタクシーに乗せる。

・・・。

とんだ歓送迎会だ。

上着があるか見たいので部屋をみせてくれとの言い分のこちら側と
なんで部屋をでなくちゃならないんだとキレるあちら側。
こちらから言わせるとちょっと確認するだけなんだから見せてくれたって良いのに。
だけど、あちら側にすれば楽しんでいたところ突然部屋を見せろと言われ
わけがわからないのでイヤだと言ったら盗んだのではないかと勝手に疑われ。
確かに理不尽な話と思うだろう。
・・・こういう場合は店員に言ってうまく対処しなければならない。
酒の力はほんとに怖い、と思った。

あんな乱闘はめずらしいわけではないが
遭遇するたびに
「あ~、がんばっちょるねー」なんてひややかな目で見物していたもんだが
身内でおこってしまうなんて思っても見なかった。
しかも同僚だ。
笑いながら人を殴る上司にはほんとゾっとした。


「せっかくの最後の日なのに、大変でしたね」というと
「一生忘れられない会社になったよ・・・」と苦笑する送られる人と
「あたし、ほんとこの会社やってけるかなぁ・・・」と不安顔な迎えられる人。

もう明るくなっている歌舞伎町から順々にタクシーに乗り込み皆散らばった。


ううむ。
や、辞めないでね?
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2005-07-30 11:30 | そらもよう | Comment(0) | Trackback(0)
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