美しい食卓
20061112.jpg

演劇企画ミルク寺「美しい食卓
大塚萬スタジオ

開演の暗転後、灯りがうっすら着き始め
はじまるワクワク
始めに見えた人達を板付した役者かなっと
薄暗の中、目を凝らして注目してみたのは
対面にいる客でした・・・ってなちょっとげんなり感から幕開け
一番最初に見えたのはただの客でしたってオチはどーよ!
(舞台を挟んで客席が対面式だったので)
と思いつつも、綺麗な音から始まった
オープニングのシーンはとても引き込まれました
白という色がやっぱり素敵な色なんだと感じる
花を持つ女性達とそれを取り巻く獣となり這う男性達
とても幻想的なシーンからはじまる・・・

火が地球からなくなり人々はまた普通の生活が出来るまでの
100年の冬眠につく
その歴史の最後に立ち会ってしまうコトになる人々
終焉に向かう、それぞれの思い

千眠軒オーナー夫婦の話とても悲痛
冬に恋されだんだん白くなっていく妻を助けようと
スプーンも溶かすほどの炎のスープを手ですくい飲ませる夫
その為に全身が焦げ黒くなってしまう
白と黒、想像でしかないけれど痛くて
焦げたすいれんと幸せそうな2人という対照が切なかった

ただ舞台上でマイクを使うのは世界感がこわれて
安くなるのであのシーンはどーにかならなかったのかと残念
・・・しょうがないのかなぁ

家族もいない、友達も恋人もいない、そんな女たちが
1人で冬眠するための冬眠キャンプ
食べるコトしか楽しみがないから必死で食べる女達
たんたんとした普通の明るさが重いそのテーマを消させる
一見唯一明るいシーンな感じがしたが
私にはその現実は一番重いシーンに感じられた
1人身、男がいない場所での女の集団というのは
どーしてあーも醜いのだろう
男の集団とはまた色が違う、PS3発売日かぁ~くらい(笑)
その滑稽さは自覚してても各々はそれを必死で楽しみで埋める
でも希望を捨てたわけじゃなくて
ほんとは100年の眠りから覚めたときの自分の幸せを願う
ちゃんと自分の力で起きたい、でもほんとは誰かに起してもらいたい

そとの世界を見たとき
今までの自分の世界の狭さに戸惑いやがてそれを捨て
目新しいモノに心が移ってしまう・・・
工場で兄と2人だけの世界から飛び出した彼女の
ひまわりのパイを食べる瞬間のシーンは印象的
その世界の住人だった置き去りの世界にいる兄は辛いね
帰りたくないと言われてしまう
人間は新しいモノ好きだから
変らない人間ってなかなか少ないから
今まで自分達の世界だった場所を風化させられ
セピアに取り残された人間の苦痛は計り知れない
あのあと兄はどーしたんでしょうね
彼にとっては自分の色に何もかも染めれる
何も知らない妹を独占出来るあの世界にいるほうが幸せで
ただ、世界を広めるだけが良いコトだとは思わなくて
それを知ってしまった為にほんとに大切なものを無くしたコト
に気付くこともあったりで今後の彼女には色々な期待、希望?

スパイス的要素で入っていたかなと思う白ゆりのシーン
ダークで妖艶ポジションを担当しつつもそこまで苦しいわけじゃなく
「そーゆうのがやりたいんだ」が見えてはいたけれど
そこまで濃くは感じられない
舞台全体を通じて飾り的要素が強いと感じたけれど
3人それぞれが言っているコトは独り立ちしていて現実だった

一番好きだったのはツルバラ畑のお話
すぐ手を伸ばせば届くところにある甘きを捨て
辛い現実を選ぶ女
どんなに辛くてもそれしかない、それを選ぶ
外部には理解出来ない
でもきっとどんなにおかしくても兄と妹は繋がっている
最後に兄に悲しい怒りをぶつけ、教授を残し
兄を担いで出て行くリツのシーンはハッとしました
畑は園になれるでしょ

今回のお話はキャストが21人も出ていて大変そうだったけれど
それを苦と感じないくらい配役が上手くぴったりだったと思う
よーく考えると皆の貴重な火を1人の為に使ってしまうなんて
なんて自分勝手な男ー!ってなるはずなのに
それを感じなかったのは
あの無垢な感じが出せる2人がやっていたからだと思う
それを小上手く演じられていたら
きっとあのオーナーは自己中のゲンナリ者だったはず
他にも他の舞台ではパッとしない役者さんが
今回は素敵だった、とか逆もありき・・・だけど

個人的に好きな役者サンは
アスカ、用容姿からもうずるいです、いいな
ヌレハ、儚さ、隣で笑ってるだけで存在する、素敵
リツ、芯の強さを感じました、目が素敵
ウツツ、あやすやわらかさと現を放つときの艶、声素敵
ツネノリ、ヤバイ。
でもほんとイヤな役がなくて良いですな

全体的にはとても綺麗なモノで
終焉だけど終わりがしっかりしていないから
客に委ねられる感じで私はそれが好き
若干の物足りなさを感じつつもその後も考えてしまう
テーマはヘビーだけれど共感出来る(あくまで個人的だけど)
先行される綺麗さとは対照的に人が狂であり現実であるから
たまに感じる違和感も・・・まぁありつつ流れていけた
もうちょっと整理してスマートにさせてもいいと・・・色々。
良い意味で気持ち悪い物語


開演5分前にトイレに行ったにもかかわらず
寒かったせいもあり後半はほとんど頭の中が
トイレートイレートイレートイレートイレートイレーーな
トイレ魔人なをぢこなのでした(爆)

自分勝手な解釈おーわり。
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2006-11-12 12:02 | みたきいたよんだ | Comment(4) | Trackback(0)
Comment
見に行きたかった…
なぜ名古屋で仕事が延びるかな?
と、帰りの東名でひとり愚痴こぼし。

あの子はどの役だったのだろう?
あの人の彼はどの役だったのだろう?

でも本当に素敵な雰囲気が漂う舞台だったようですね。

あーうらやましい(´Д`)
ぴんきー 2006/11/13(月) 18:44:45) 編集

ぴんきーサン>
ありゃ、見逃してしまったのですねぴんサン
多分、かなりの大損ですよ(笑)

あの子はどの役だったのだろう?>
彼女はオーナーの妻ですよ(で、あってます?)
藤原FANな私的には今までで一番彼女に合っていたと思います
何があった?ってくらい素敵になってました
成長っすね・・・たまらんかった
他の役者もあ、この芝居で上手くなった!
って感じた人もいっぱいいました
(ってか、その人の持ち味が引き出された感じ)
演出サンってすごいですねぇ

あの人の彼はどの役だったのだろう?>
あの人・・・千眠軒オーナーでした(で、あってますか?)

ほんと、人の成長が見える芝居っていいですねぇ
はらだまと「今回、彼女が変った!!」と言っておりました(笑)
何やらYAHOO動画で配信があるらしいですが・・・
やっぱ、生には勝てないでしょー☆
灯りの下に栄える彼女はとても儚げで綺麗でした(萌)

やーいやーい私は見たも~んいいでしょぉ~☆←アホ
をぢこ。 2006/11/14(火) 09:24:02) 編集

ヾ(`Д´)ノぐわー!
\(`∞´)/ふんがー!!!






(´・ω・`)ショボーン




ウワァァ-----。゚(゚´Д`゚)゚。-----ン!!!!
ぴんきー 2006/11/14(火) 11:23:29) 編集

泣かないでぴんきーさ~ん

次も期待しちゃいましょう☆ふふ

をぢこ。 2006/11/14(火) 14:44:47) 編集

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