調布市武者小路実篤記念館【43ぐるっと】
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調布市武者小路実篤記念館


仙川駅の長閑な住宅街にある武者小路実篤氏の記念館
行ってきました
こちらは駐車場があるので車でゴー


武者小路実篤メモ↓


武者小路実篤ってのは本名で
公家華族のお家柄武者小路家と姓もすごいが
名前もすごい
兄は公共(きんとも)、姉は伊嘉子(いかこ)って
父親、すごいセンス

そのオモシロ父、実篤が2歳の頃亡くなってしまうのですが
実篤は「世界で1人という人間になる」
公共は「大使になれる」
という予言を残していたそうで
実篤はその通りに、兄もドイツ大使になったんだそう
やっぱりオモシロい
予言なのかは正直謎だけれど
自分の子供たちの可能性をそうやって信じて発言できる父も
それを裏切らない子供たちもどちらもすごい


子供の頃の実篤さんは
身体が弱く大人しいかったらしい
強くなってガキ大将をやっつけて
自分と同じような子供の味方をしたい!
との思いで弱気なままではイカンと弱いココロを克服
大胆な男になることを決めたそうな

16歳の頃の初恋では
「本当に偉い人にならなければ愛する資格はない」
と考えていたそう…
この歳でそういう考えはなかなかないんじゃないか

字が汚かったようで
「上手だと思って見たまえ」
と書いてあるハガキがあってその心意気に笑ってしまった
私も踊るときは「踊れていると仮定して鑑賞してください」
と前説入れればいいかな…凹

今となってまさかそんなって感じだけれど
字や絵が下手で苦手だったらしい
小さい頃得意な科目は算数で
苦手な科目は体育、図画、作文、習字だったらしい
結果を見たら人間どうなるかわからないってののお手本だ(笑)
絵を描いてみても「見えているのに似なすぎる」
と悔しがっていたのだそう
その発想って面白いな~と感心した
確かに目ではとらえているのにね
インプットとアウトプットの能力ってのは同じでないんだよな

そんなことを言っても40歳からはじめた絵が
評価されてこんなに作品が残ってるってすごい
やっぱり上手下手の前に表現し続けることだね
その絵もとても味があって素敵
上手い人がサラリと真似できちゃう感じではない
表情とか佇まいがなんとも素朴でかわいい
「共に咲く喜び」って薔薇2本の作品印象的だった
私が心惹かれた「友情」という絵は85歳のときの作品らしい
死ぬまで作品を生み続ける…凄

書の方でも
使い続けて穴が開いてしまった硯が展示してあった
そんなのみたことがない
それは情熱だと解説してありました…凄

絵画や書の点数はわからなかったですが
小説、戯曲、詩、随筆は7,600作品もあるらしい…凄
「言葉に羽が生えると詩になる」
んだとか
ただただ驚き…

そんな作品に打ち込む傍ら
ちゃんと家族や生活もとても大事にしていたようで
素敵なパパぶりがわかる娘さんの作文を読んでにんまり

家族15人で生活していたこともあったが、最終的には
「水のあるところ」
「古い土器が出るところ」
「つくしの生えるところ」
に夫婦で静かにくらしたいということで
今の記念館の場所で暮らしたらしい

文学、美術、演劇、新しい村発起、父親、夫
本当、多方向で活躍した上で
「かきたいものを誰にも頼まれずにかく」
最愛の人と愛する土地で自由に創作する人生のおわり
全部実現できちゃう凄さ、脱帽です

展示をひと通り見終わると
暑いでしょ、お茶でも飲んでゆっくりしていって
と声をかけて頂いた
記念館の奥には給茶機が置いてあるテーブルスペースがあって
映像資料を見ながら休憩~
美術館廻りで思ったのは
規模によっても違うけれどじっくり鑑賞をすると1~3時間くらいは
集中して観ているので終わったらめさ喉が渇いているので
これはとてもありがたいなごみスペースでした
普段はこちらでワークショップとかやっているみたいイイね~


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んで、スタッフの方に是非見て行って~とお勧めされた
隣接している公園がこれまた素敵空間

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ヒカリモ?なんだそりゃ
とヒカリモはこっち的な矢印の先を進むと
水溜りが光ってた!
太陽の光を反射して金色に光る藻の集まりらしく
今の時期しか見られない珍しいものらしいっ
ラッキーだ

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実篤像
現存している実篤邸宅も隣接していたのですがこの日は中に入れず…
外からのぞき見~応接間素敵だったっっ
いいなぁ風が通るお家

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武者小路実篤サン
名前は知っていたけれど
こんなオモシロ人物だとは知りませんでした
次はちゃんと認識した上で何か読んでみようと思う

遠いから実は行こうか迷ったけれど
来て良かった!

とても興味深い、楽しい鑑賞でした~


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2015-07-15 07:22 | みたきいたよんだ | Comment(0) | Trackback(0)
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