アクセサリーミュージアム【36ぐるっと】
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アクセサリーミュージアム

国内最大級コスチュームジュエリーの美術館
祐天寺の住宅街にひっそりとあるアクセサリーミュージアム
ぐるっとパスに入っていなかったらきっと存在を知らないわ

中に入ると
時代ごとに並ぶコスチュームジュエリーたち
アクセサリーと言っても私がすぐ思い浮かべるような
貴金属や宝石と高価なものではなく
その時代の流行や代表された素材で作られた
ファッション性の高い装身具を扱っているのだそうで
高い宝石を観てワーってなるんでなく
その時代の背景が見えたり色々な素材があって
思っていたよりとても興味深いミュージアムでした


とても面白かったので
頂いた資料や展示についてメモメモ…


■ヴィクトリアン (1850~1900年代) イギリス
貴族文化、荘厳華麗な装飾
英国美術の黄金期

同じデザインのセット(イヤリング~ネックレス~リング~云々)を
パリュールと言い、点数が少ないとデミパリュールと言うそうな
…さすがの貴族文化でめちゃくちゃ華美でドレスとか着ない限り
どこに装着して出かければいいんだ~普段着には無理だ、という豪華っぷり

「最愛の人」のリングってのがあって1つの指輪に
意味を込めたたくさんの宝石をあしらうというものが面白かった
D ダイアモンド
E エメラルド
A アメジスト
R ルビー
E エメラルド
S サファイア
T トパーズ

…すごい発想、さすが貴族(笑)
ちなみに尊敬REGARD指輪もあった
(上のプラスGはガーネットだった)

そして今まで知らなかったのだけれど
カメオ→浮き彫り
インタリオ→陰刻
というらしい
私、てっきりあーゆうのは全部カメオって言うと思ってた
いやいやお勉強になりました(無知)

そして知らなかったもう1つ
この頃までは絵画で子供を描く際は
「子供」は子供として出なく「小さな大人」として描いていたんだそう
だから子供らしい描写はなく、ただサイズが小さいだったのが
ケイト・グリナウェイという画家が
初めてありのままの子供を子供らしく描いたんだそう
その事実にはびっくりだね
今となってはあたりまえだけれど
大人っぽい仕草の子供とか、なんか気持ち悪かったりするからな…
と、当時を想像してしまったり


■アール・ヌーボー (1880~1910年代) ヨーロッパ
新芸術、曲線表現
植物や虫などの自然やオリエンタル、女性の曲線をデザインした

ガラスランプのエミール・ガレや
自然と柔らかさが素敵な女性画アルフォンス・ミュシャなんかが
この時代を代表する人らしい
展示してあるロレーヌ十字架のカップ&ソーサーがかわいかった
ガラス職人ドーム兄弟の作品とあった

結構リアルな虫デザインのアクセサリーがたくさんあるけれど
女性はこれ身に着けるの嫌だったりしないのだろうかと思ってしまったり
時代変われば、だな


■アール・デコ (1920~1930年代) ヨーロッパ、アメリカ
直線表現、モダニズム、簡素、機能的
パリモードオートクチュールの黄金時代

大事でしょ実用性
ルネ・ラリックのガラス細工や七宝細工が素敵
パチネ(古色をつけるという意味)という手法のくすみ加減が素敵

この時代好き
華美すぎずシンプルだけれど面白いデザイン
ベークライトセルロイドって素材が結構出てくるけれど
もっと安価なプラスチックが出てきて衰退してしまったのだそう
この先もそういう存在がたくさん出てくるんだろうね

ロシアの踊る女性像といいうブロンズ彫刻が面白かった


■オートクチュール (1940~1960年代) ヨーロッパ、アメリカ
戦争を介しての近代ファッションへの躍進

ミリアムハスケルのジュエリーが素敵だった
コスチュームジュエリーという分野を確立させた人物とのこと

なんか銃弾で作った帯締めとかもあってびっくり
戦争が身近で耐乏時代ならではのエレガントへの憧れとか
戦場にならなかったことでアメリカ文化が栄えたとか

ココ・シャネルも戦争のせいで15年休業して
71歳で復帰したから今のシャネルがある
普通だったら70代からまた再開って思えないんでないかな
復帰出来て本当良かったなぁと思う

やっぱり戦争を抜いては文化は語れないんだなぁとしみじみ

40年代のファッションを知りたいなら
「カサブランカ」「哀愁」「心の旅路」「断崖」
などの映画がおすすめとあった…観てみよう


■プレタポルテ (1970年代) 情報の届く場所全て
クチュールとストリートファッションの共存
ファッションの一般化による自由性

この頃から既製服が出てくるらしい

イギリスのバトラー&ウィルソンがかわいい


■アヴァンギャルド (1980~1990年代)  情報の届く場所全て
前衛芸術、日本はバブルの絶頂期

今もご健在らしいクリスチャン・ラクロワさんのデザイン
素敵~


あと、壁にあったディレイ・ラモンという方の絵画が素敵だった
スペイン生まれのフランス人がインド旅行の際
衝撃を受けて影響された、らしく確かに色彩が独特
フランスのセンスと品
インドの色彩や模様が組み合わさると
本当、素敵なもの出来るよな~と再確認した


どの時代も興味深いけれど
個人的には60年代のファッションが大好き
ディオールニュールック

いろいろ時代の流れでファッション界も動いてきたんだなぁ~と
じっくり観てたら滞在時間長かったわ~

最後、アトリエではアクセサリー教室も開催されていて
私が行ったときはお上品なおば様達が10人くらいで
ネックレス作りを楽しんでました

また、販売のエリアもあって
ちょうど欲しかったシンプルなピアス
綺麗な石でしかもイタリア製とあったので購入…ふふふ。


楽しかった☆



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2015-07-10 21:55 | みたきいたよんだ | Comment(0) | Trackback(0)
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